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うつについて正しい知識を知ろう|焦りは禁物

うつを正しく知る

レディ

うつを正しく理解する

うつは、誰もがかかる可能性のある病気ですが、実際のところ日本での受診率は29パーセントほどにとどまっています。なぜこれほど低いのでしょうか。それは、この病気についてまだまだ正しく理解されていないからです。身体と心はうつのサインを出しているのに、本人が体が疲れているだけだとか、自分の勘違いだろうとそれらのサインを無視してしまって、ちゃんとした治療を受けないということが多く見られています。また、周囲の人たちつまり家族や職場仲間がうつに対して正しく理解せず、心が弱いとか、ただの甘えだといって軽く見ていると、本人は余計に自分を責めたり、周囲に知られたくないという気持ちから診察を受けにくくなります。うつ病を治療しないで放っておくと、徐々に悪化し重症になることもあります。また悪くなってから治療を始めても、なかなか効果が現れず治療期間が長くなることもあります。それで今、私たちはうつ病に対して正しい知識を取り入れ見方を改善して、自分もそして家族や大切な友人の体を守っていきましょう。セルフチェックもできますが、注意しておきたいのは、これが当てはまったからといって必ずうつだという訳ではありませんし、当てはまらなかったからといって100パーセント違うということではありません。体のサインとして表れるのが、寝つきが悪くぐっすり眠れないまたはよく眼が覚める、疲労や倦怠感がある、食欲がなく美味しいと感じない、頭痛や肩こりがひどい、などがあります。心のサインとしては、何をしても楽しくない興味がわかない、自分の人生がむなしく感じる、食欲がわかない、悪い方へばかり考えてしまう、イライラ感がつのるなどです。誰でも時々、気分が沈んだりやる気が起きなかったりすることはあります。しかし、一時的なもので問題が解決すればなくなるのであれば問題ありません。もし、言葉では表現できないような辛い気持ちや喪失感、倦怠感がほとんど一日中、毎日2週間以上続き、生活に支障をきたしているなら早めに医療機関に受診されることをおすすめします。先ほども述べたとおり早めに治療を始める方が改善されやすいからです。診察を受けうつという診断が出て薬を飲むことになったらぜひ医師の指示通りにしてください。急性期から回復期に至るまで治療は変化します。医師は患者に合わせて効く薬を試したり症状を見ながら量を変えていきます。症状が良くなってくると嬉しいものです。いろんなことが楽しくなったり、やる気が出てきて今までの辛さが嘘のように感じられることもあるでしょう。風邪などの薬であれば、症状が和らいだ時自分で中断しても大して体に支障をきたしませんが、うつの薬の場合自己判断は禁物です。少し良くなったからといって勝手に量を減らしたり飲むのをやめてしまうと、またもとに戻ったり逆に症状を悪化させ長引かせてしまうことさえあるのです。うつ病は、再発、慢性化しやすい病気のため、症状が良くなっても必ず医師の指示通りに飲み続けることが大切です。そして薬を飲みながらできることは、心とからだを十分に休ませてあげることです。焦らずにゆっくり治療することが何よりも薬になります。